ひとがひとを思える町 いちかわ

 ご挨拶 My introduction

May I help you?”運動      田所 みや子

 

 ものごころついた頃から父の背中をみて、学んできました。

やさしくて、あたたかくて大好きな両親とともにふるさと市川市で生きてきました。いろいろなことがありました。でも悪いことも善いことも全部、無駄なことはひとつもありません。どれもこれも今の自分をつくっているのです。今の時代が私は大好きです。

私が子どもの頃には考えられなかったような便利な生活が実現しているからです。

13年前に他界した父に、「見てよ、お父さん、凄いでしょ?これが日本よ?!」と言いたいくらい素晴らしい世の中になっています。

でも、世界の人々が日本と同じくらい便利な生活をしているわけではないし、日本の人々が物質的な利便性と同じくらい豊かなこころで生活をしているわけではない、それを考えてしまいます。

たとえば溢れるばかりの情報があっても、情報の使い手の人間に役立っていないのが実際多いのではないかと思います。どんなにすばらしく便利でも有能でも、それを使うのは人間だという事実は太古の昔から変わらない。

では、なぜ人は情報を活かせないのでしょうか? それは、こころが萎えているからです。こころが萎えて入ってこない。なぜ人はこころが萎えているのでしょうか? それは、誰かに自分を分かってもらえていないからです、ありのままの自分を受け入れて、受けとめてもらえていないから、こころが萎えているのです。こころが萎えていると、外からの情報が入る余地がこころの中に無いのです。

頑張っているときほど、人は孤独です。自分に向けられたやさしい眼差しがほしい。

人が人を思いやる、それは時代がどんなに進んでも人間にとって欠くことのできないエンジンです。推進力です。生きるための活かすための人間にしかできない他者への配慮です。

他者への配慮は、そう、人にしかできません。

そうです、May I help you? です。最高にゆたかなこころを、ギフトを持つことです。

さあ、あなたにしかできないMay I help you? を

最高にすてきな、人へのギフトを、一緒にもちましょう!

あなたに、余裕のある時だけでいい、いつでも、どこでも、だれにでもできる。

 

May I help you? おてつだいできることわたしにありますか?

 

 

May I help you?運動